テーブルマナー


社会人になると、お得意様や取引先との食事をする機会や、宴席に招待されることが増えてきます。スマートなテーブルマナーが身についていると、それだけで印象がよくなります。ビジネスの場にふさわしい振る舞いで、食事や会話を楽しみましょう。

楽しい食事のために

最低限のマナーとして、食事中に髪や顔を触ったり、大声でしゃべることのないように。食べるスピードは周囲の人に合わせます。食事中は原則として席を立たないのがマナー。人の話の腰を折らないよう気をつけます。同席する人に失礼のないよう気を配りましょう。

日本料理のマナー

会席料理:日本の正式な献立である本膳料理を大衆化した和食のフルコース。料亭や宴席で出される和食の多くがこのスタイル。

懐石料理:禅宗のお茶席でいただく茶懐石のこと。一汁二菜か一汁三菜が基本です。

箸のタブー:寄せ箸、移り箸、迷い箸、ねぶり箸、渡し箸、涙箸、突き立て箸などはマナー違反。日頃から気をつけましょう。

ふたの取り方:左手でお椀を押さえながら右手でふたをとり裏返し、左手を添えて右脇に置きます。

西洋料理のマナー

フルコース:フランス料理:オードブル、スープ、魚料理、シャーベット、肉料理、サラダ、デザート、チーズ、フルーツ、コーヒー

イタリア料理:アンティパスト、プリモピアット、セコンドピアット、サラダ、ドルチェ、コーヒーなど。

ナプキン:最初の料理が来る前に、二つ折りにして輪を手前に膝に広げます。口を拭くときはナプキンの端を使います。中座するときは軽くたたんで椅子に置きます。食事が終わったら軽くたたんでテーブルの上に置きます。

カトラリー:使う順に外側から並んでいます。右手にナイフ、左手にフォークを持ち、背に軽く人差し指をのせます。

食べ方:スープは、スプーンを手前から向こう側にやってすくい、音を立てず流し込むように飲みます。パンは一口大にちぎって食べます。肉や魚料理は、左から一口ずつ切って口に運びます。ライスはフォークの背ではなく腹にのせて口に運びます。

立食パーティのマナー

料理の取り方から立ち姿まで、スマートに振る舞いたい立食パーティ。食事より会話が目的なので、部屋の隅で食べてばかりでいてはいけません。人の輪に入り、会話を楽しみましょう。

料理の取り方:山のように盛ったり、友人の分までとるのはマナー違反。料理は自分の分だけで大丈夫。皿は毎回交換します。

立ち位置に気をつけて:料理の並んだテーブルやバーの前で立ち止まらないこと。状況や動線を見極め、人の流れや動きを妨げない場所を見つけましょう。大きな身振りや手振りも迷惑になります。

お酒のマナー

招待されたら:接待は仕事の延長。取引先からの招待は上司に報告して出欠を決めます。飲みすぎないように注意しましょう。適当な時間を見計らって失礼し、翌日はお礼の電話やメールを送ります。

話題に注意:会社の内情や極秘事項は漏らさないようにします。